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ラモトリギン(商品名ラミクタール。グラクソ・スミスクライン)は、


双極性障害の新しい薬(気分安定剤=ムード・スタビライザーに分類されます)です。もともとは抗てんかん薬です。ムードスタビライザーには、リチウム(リーマス)、カルバマゼピン(テグレトール)、バルプロ酸(デパケン)があります。

ムード・スタビライザーは、双極性障害(=躁うつ病)の躁状態やうつ状態が再発するのを抑える薬です。

ラモトリギンは、双極性障害のうつ病相の出現を抑える作用が強いと言われています。

他の薬と比べていいのは、

妊婦さんが服用した場合に、赤ちゃんが奇形になる可能性(=催奇形性)が他の薬より少ないこと。
リーマスのように血中濃度を調べる必要がないこと。

でしょうか。

やや問題なのは、

・急に増量すると、中毒疹が出ることと、
・バルプロ酸の併用で血中濃度が上がること、
・カルバマゼピンなどとの併用で血中濃度が下がること。
・有効な血中濃度を得るために必要な200ミリグラムを投与するのに6週間くらいかかる

ことでしょう。

中毒疹は、軽いものも含めると10%くらいに出ます。問題なのは少数ですが重篤な薬疹がでることです。これが現時点で投与に踏み切れない一番の理由です。

他のムードスタビライザーを投与しているにもかかわらず、なかなか病気の再燃が防げない何人かの方には、この薬の説明をしています。近々服用していただこうかと思っています。

治療の手立ては多い方がいいですよね。




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2011.11.01 / Top↑
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