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広汎性発達障害(PDD)とは、


・対人関係の障害 (視線が合いません。感情を伝えるのが下手です。他人と興味を共有するのが苦手です)

・ことばの障害 (言葉が遅れます。一問一答の答えになります)

・特徴的なこだわり (興味の範囲が極端に狭いです。その対象が風変りなことも多いです)

この3つが広汎性発達障害の特徴です。

ざっくりいうと、

この3つの障害があるのが自閉症で、ことばの著しい障害がないのがアスペルガー障害です。

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高機能広汎性発達障害 HF-PDD(High Functioning ーPDD)とは、

知的障害のないものを言います。アスペルガー障害はほとんどこれです。自閉症の一部もこれに含まれます。

一言でいえば、「病的に空気が読めない人」と言えばいいでしょうか。

これは、正しいとか間違っているとかということとはちょっと違います。

これから会議が始まるとしましょう。少々緊張を強いられる会議です。目の前にはコーヒーとケーキが置かれているとします。まだ誰もそれに手を付けていません。ふつう、議論が山場を越えて場が和んだところでお茶にするはずです。それをいきなり席に着くなり、むしゃむしゃとケーキを食べたら変わり者ですよね。

いけなくはありませんが、空気ってものがあるじゃないですか。説明されなくても。

結婚式で花嫁さんがご両親にへの手紙を読んで、みんなが感動しているときに、いきなり大声で「すみません、トイレどこですか?」と聞いたらその場がぶち壊しですよね。

また、コミュニケーションは、言葉だけではなくて表情や声の抑揚などが重要ですよね。いつもよりわずかにトーンが違っているので、実は言葉ではOKと言いながら、あまり乗り気ではないんだな、と想像したりします。

「近くに来たときには、ぜひお立ち寄りください」言われても、それを鵜呑みにしてすぐには行きませんよね。

なぜ空気が読めないかというと、ひとつには言葉を文字通りにしか理解しないからです。言葉には広がりがあるし、裏があるし、行間があります。常識には一定の弾力があるじゃないですかね。

彼女に、「私だけを見ていて」と言われて、文字通りその通りにしたら、おかしいですよね。

たまたま、ある発達障害の方(患者さんではありません)と交差点で一緒になったことがあります。

「今日は、特に寒いね。いつごろ暖かかくなるかな?」

そんな風に話しかけたはずです。その後しばらくして、質問されました。

「どうしてあの時に、いつ暖かくなるのか、と質問したんですか?」と聞かれました。文字通り、いつ暖かくなるのかと質問されたと思ったからです。

彼には、世間話というものについて、延々と説明しました。

彼らは、言葉には厳密な定義がないと困ります。逆に言うならば、厳密な言葉の定義を必要とする職場には適しているといえるかもしれません。

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高機能広汎性発達障害は、脳の障害で起こります。育て方の問題ではありません。ですが、現時点では医療というよりも教育や指導が中心になるでしょう。医療としては、対症療法的に薬物療法をします。興奮のしやすさやこだわりやすさを薬で緩和したり。

発達障害の方もクリニックに良く来られます。特効薬があるわけではないので、地道に良くしていきましょう。



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2012.02.29 / Top↑

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