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うつびょうと脳



脳を斜め前から見た図です。前頭前皮質とは、前頭葉の前の方の場所です。このうち、

・vmPFCは、腹内側(腹側の中心より)にあります。(=腹内側前頭前皮質)ventral medial prefrontal cortex

・dlPFCは、背外側(背中よりの外側)にあります。(=背外側前頭前皮質)dorsolateral prefrontal cortex


このうち、

抑うつ気分(罪業感や、希死念慮も)は、腹内側(赤)・・・セロトニン(←縫線核から放出)が関与
集中力(認知機能や意欲)は、背外側(緑)・・・・・・・・・・・ノルアドレナリン(←青班核から放出)が関与

に関係しています。


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うつ病では、セロトニンやノルアドレナリンが減って、憂うつになったり、集中力がなくなるわけです。

SSRIという抗うつ薬によって、セロトニンが増え、SNRIによってセロトニンとノルアドレナリンが増えてうつ病の症状が改善するとされています。(まあすべて仮説ですが・・)


注 (もうちょっと詳しく言うと・・・)

希死念慮には扁桃体も関係しています。・・・セロトニン
楽しさには、側座核や視床下部が関係しています。・・・側坐核はドパミンが関与
睡眠と食欲には、視床下部が関係しています。・・ノルアドレナリン
体の疲れは小脳が関係しています。・・・ノルアドレナリン

SSRIではドパミンがちょっと増えるものもあります(セルトラリン)。
ノルアドレナリン自己受容体が、ドパミンの再取り込み阻害する(この作用は前頭前皮質に顕著です)との報告があります。ですからSNRIによってドパミンもちょっと増えるわけです。

SNRIは痛みも抑えます。(「うつ病と痛み」参照)


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2011.10.26 / Top↑

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