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自己開示にはストレスの低減効果があります。


自己開示とは、自分の弱い部分を口に出して相手に話すことです。

女性は自己開示が得意です。女性の一番のストレス発散は、友達とおしゃべりすることでしょう。彼氏や仕事や夫や家庭の愚痴などをこぼしてすっきりするわけです。

男性は自己開示することは稀です。自己開示をしているように見えても、細部はかなり修正しています。

奥さんが怒って実家に帰ってしまい、離婚の話がすすめられていても、仕事上のストレスで眠れないといって、外来を訪れる場合があります。(奥さんも旦那さんに内緒で来ているので知っているのですが・・)

そもそも、心療内科の外来で、女性からあれだけ聞く、恋愛にまつわるトラブルを男性から聞くことはまずありません。

女性は、男性が自己開示してくれないことを物たりなく思っていることも多いです。相手が何を考えているのかさっぱりわからない、という方は多いです。

相手に自分のことを良く知ってほしいので、自己開示します。誰にも言えなかったことを言うと、その相手のことを特別だと思うでしょう。言われた相手も、そんな相手のことを好きになります。

開示されると、相手もそれに応えて自己開示します。

もっとも、どんな相手にどの程度まで開示するかには慎重になる必要があるでしょう。酔っ払って、言わない方がいいことまでしゃべってしまうと翌日落ち込みます。

<自己開示されるのは得意ですが、自分が自己開示するのは難しいですね>


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2012.02.14 / Top↑
前回の続きで、共感についてです。

男性に比べて女性は人に話を聞いてもらうのが好きだと思います。嬉しいことでも、悩みでも。

そんな女性の話を男性がきく場合ですが、男性は一般的に嬉しいことなら共感しますが、悩みの場合には解決手段を探そうとします。

相手が落ち込んでいる時に、一緒に落ち込んでいるわけにはいかない、打開策を示してはやく元気になってもらいたいという気持ちです。

これは理にかなっていると思います。ですが、女性はそれほど理を求めてないと思います。むしろ一緒に落ち込んで欲しいようです。

どうして女性はこのように共感してほしいかというと、女性は男性の何倍も共感性が強いからでしょう。

女性は、気の毒な境遇にいる人を見ると自分のことのように感じます。そして、自分がそう考えるので、自分が落ち込んでいる時には、相手にも自分の気持ちに共感してくれるのを期待するのです。

女性の共感性の強さは、出産や育児にとても役に立ちます。看護師などもそうですが、サービス業のように気配りを必要とする職業にも強みを発揮します。

問題点としては、しばしば共感だけ得られることで満足してしまい、現実的な解決を求めなくなってしまうことかもしれません。これはドメスティック・ヴァイオレンスやアルコール依存患者さんを抱える家族で問題になります。(辛い気持ちを誰かに聞いてもらって、それでまた明日から耐えていけるではダメです)

もうひとつは、共感し過ぎてしまうことです。心療内科をやっているというと、よく女性から「話を聞いているうちに自分も落ち込みませんか」と聞かれます。もしかすると女性の医師の場合は苦労している方もいるのかもしれませんが、男性の場合は大丈夫です。

女性は気の毒な人を見ると、共感しすぎて、それに巻き込まれてしまいます。それが高じるとそれこそ鬱になってしまいます。

以前書いたように思うのですが、精神科医には「関与しながらの観察」ということが求められます。共感しつつ、同時にその場の全体を観察するような目をもつということです。

ある有名な精神科医が、天井のあたりから自分と患者さんを見降ろすような視点を持つようにと言っています。研修医の頃に練習しました。

共感し過ぎる方はそんな方法を工夫してみてはどうかと思います。

男性の場合には、解決策を考え出すよりも、まずじっくりと話を聞いてあげるのがいいと思います。


2011.09.08 / Top↑
「同情するなら金をくれ」というフレーズが有名になったのは「家なき子」というテレビドラマでした。



実は「家なき子」は見てないのですが、主人公は不幸な生い立ちなのでしょう。

幼い頃に周囲からの豊かな無償の愛情を受けてこなかったので、成長してからも他人の愛情を受けることができません。見返りを求められていると感じるかもしれません。

相手が共感を示したとしても、それを同情と受け取るかもしれません。

ここで、共感とは相手の境遇を自分の境遇のように感じることです。相手が苦しがっていると、自分も苦しくなるような場合です。

同情とは、自分の立場から相手を判断する(可哀そうにとか)ようなニュアンスです。自分が優位に立っているように受け取られるかもしれません。同情する側がなんらかの自己満足を覚えているかもしれません。

「同情するなら金をくれ」の言葉は、他人が示す共感を信じることができず、そこに相手の自己満足を見てしまうということにも起因するではないでしょうか。さげすまれているように感じてしまうのです。

そんな同情ならいらないから、金をくれということでしょう。

もちろん苦境にいる人にとって必要なのは、まずその前提としてその状況をしっかり分ってもらうこと(=共感)です。それを前提とした上で、その苦境から脱出する具体的な指針や援助(=金など)が必要となるのだと思います。

もっとも、女性の場合は、ただただ苦しい立場を聞いてほしいということがとても多いです。辛い気持をわかってくれるだけでいい場合がほとんどのような気がします。

もちろん、そんなアドバイスは他人から聞くまでもなくわかっているのでしょうから(「そんな男とは別れた方がいい、とか、絶対にお金は渡さない方がいいとかです)。

頭ではわかっていても、その通りには行動できないのですが。


2011.09.04 / Top↑
赤塚不二夫さんの葬儀でのタモリさんの言葉です。


タモリ


タモリさんは、肉親以上に世話になった赤塚さんに、一言もお礼を言いませんでした。お礼を言う時に漂う、他人行儀な雰囲気がたまらなかったのだそうです。

そのタモリさんが、赤塚さんの弔辞で初めて、感謝の言葉を述べました。

その最後の言葉を、

「私もあなたの数多くの作品の一つです」と締めくくりました。

もうひとつ。

タモリさんは、たけし・フライデー襲撃事件の時にワイドショーでコメントを求められて、

「もし俺がたけしに何か言いたい事があるなら、会って直接話をする。だいたい、友達同士の大事な話を校内放送でするヤツはいないだろう」と言ったそうです。

タモリの美学を感じました。たけしは思うところがあってやったことだから、他人が口を挟んではいけない、ましてや勝手に応援なんかして貸しを作らせてはいけない、そんな任気(おとこぎ)を感じました。

「ありがとう」とか「がんばれ」なんて、気軽に言わない方がいい場合があると思います。

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結婚式で両親に花束贈呈をして父親が泣くのは、感謝なんていう、他人行儀なことをするからじゃないでしょうか。

子供は親に、感謝なんて水臭いことはしなくていいと、僕は思います。


2011.06.01 / Top↑
女性は、ちょっと弱い男が好きみたいです。


男はおそらく、強い男が好きでしょう。そんな男になりたいと思っています。男らしくて、自信満々で。バリバリ仕事をして、弱みを見せない。

ところが、

少々納得がいかないのですが、女性は案外「ちょっと弱い男」が好きなんですよね。弁慶よりも牛若丸が。いわゆる優男という奴でしょう。

ガルシア・ベルナル
(ガエル・ガルシア・ベルナルがそんなイメージかもしれません。昔ならジェームスディーンでしょうね)

手垢のついた言い回しですが、これはやっぱり

母性本能がくすぐられるということなんでしょうね。

ですが、母性本能はやはり母から子供への愛情です。一人では生きていけないものを放っておけないということでしょう。「濡れた子犬」をグリグリ抱きしめたくなるような。

でもこれは、成熟した女性の男性への愛情とはちょっとジャンルが違うのではないかと思います。う~ん、自信がありません。

僕が想像するのには、女性は

幼い頃に好きだったけれどあきらめた、強い父親のような男性と、
今後育てることになる、いつまでも手放したくない、弱い息子のような男性のような、

そんな両面のある男が好きなんじゃないでしょうか。

自信も、才能も、強さももっていて、容姿が抜群な上に、ちょっと弱い男とか、
とっても強い男の、ちょっと弱っている時とか、
とっても強い男の、「私にだけはちょっと弱い」ところとか。

<だから、単にへなちょこじゃあダメだと思いますよ>

どうでしょうか?


2011.06.01 / Top↑

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